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「もったい」の語源は仏教用語の「物体」で、世の中の事物すべてを意味し、縁のつながりも意味します。従ってそれを否定する「もったいない」には、そうした縁の連鎖をないがしろにする行為を惜しみ、嘆く気持ちも込められています。
日本語では「もったい」とは「物体(勿体)」のことで、その物に本来備わっている品位・品格という意味を表します。ということは、その否定語である「もったいない」は、「その物本来の価値が活かされず惜しい」という意味となり、物を大切に扱いたいという思いも込められて使われます。
これらの精神を基に「もったいない」を実践することは、世の中の事物すべてを尊び、環境や人権を大切にすることにつながるのです。 |
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2005年2月、環境に関する活動で初めてノーベル平和賞を受賞したケニアの環境・天然資源省副大臣、ワンガリ・マータイさんが来日しました。来日した当日の2月14日、毎日新聞東京本社編集局長・観堂義憲(かんどうよしのり)氏とのインタビューで、観堂氏が「日本では3R運動が展開されています。リデュース・リユース・リサイクル。資源を有効利用して、ごみの量を減らすという、循環型社会を目指す運動です。日本語では『もったいない』という言葉で言い表されます」と話したところ、マータイさんは「私の活動をすべて表現する言葉、素晴らしい価値観です。世界に広めたいと思います」と大いに共鳴しました。
マータイさんはその後の滞日中、講演会や要人との会談で必ず「もったいない」に言及し、離日後も3月に開かれた「国連婦人の地位向上委員会」をはじめ、世界中でこの言葉を呼びかけています。日本でもマータイさんの思いに応えるべく、毎日新聞社を中心に「MOTTAINAI」キャンペーンが発足し、世界に資源の有効利用を訴える活動が始まりました。 |
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